ZPV1型シリーズのトラブル事例とその対応

本 体  

No カテゴリ 状況 原因 対処方法
1 警報ランプ 警報ランプ点灯 UVランプ点灯 UVランプの照度が低下 UVランプ照度が70%まで低下した合図です。部品の交換をお願い致します。
UVランプ消灯 安全スイッチ故障
UVランプの故障
装置内部安全ドアスイッチの確認をお願い致します。
短時間で点灯・消灯を繰り返すとランプ切れになる場合があるのでランプ交換と運転条件をご確認ください。
警報ランプ点滅 0.3秒間隔 オゾンセンサー作動(オプション) 装置内部からのリークやオゾン分解触媒の寿命が考えられます。
周辺環境の臭気に異常を感じたら使用を停止し、販売店又は問合せ窓口までご連絡ください。
0.3秒消灯、1秒点灯 オゾンセンサー作動異常停止(オプション) 装置内部からのリークやオゾン分解触媒の寿命が考えられます。
周辺環境の臭気に異常を感じたら使用を停止し、販売店又は問合せ窓口までご連絡ください。
3回点滅、4秒消灯 内圧上限値に達した エジェクター詰まり オゾンと水の混合部分でエアラインが閉塞した可能性があります。
逆止弁固着 オゾンラインを構築している部品の一つ「逆止弁」が固着している可能性があります。
逆止弁を分解することで確認が可能です。
エア詰まり その他エアラインの閉塞がないか確認をお願い致します。
2回点滅、4秒消灯 内圧下限値を下回った エア漏れ 装置内部のチューブ劣化やワンタッチ継手部からのリーク確認をお願い致します。
空気(酸素)供給が不十分 エア供給機器(コンプレッサ又はPSA)の点検をお願い致します。
2秒間隔 内蔵フロースイッチが不作動 流量不足 ストレーナを掃除するなど全体流量を増やすようにしてください。
どうしても調整ができない場合にはピュアキレイザー1次側の40Aバルブを操作して調整をしてください。
ポンプ故障 ポンプ状況の確認をお願い致します。
フロースイッチ故障 通水確認が取れていて症状が継続する場合はフロースイッチが故障している可能性があります。
フロースイッチの状態確認をお願い致します。
2 電流値 規定値まで上がらない オゾン発生器故障又は高圧電源故障 販売店又は問合せ窓口までご連絡ください。
3 メチレンブルー 青色が消えない 水質の変化 泉質変化や汚れからの負荷が増加している可能性があります。水の状態をご確認ください。
オゾン未出力時に測定 電流値が正常の状態でメチレンブルー確認作業を行ってください。
機械能力の低下 販売店又は問合せ窓口までご連絡ください。
4 漏水 オゾナイザーからの漏水 経年劣化又はポンプラインの流量不足 販売店又は問合せ窓口までご連絡ください。
ポンプからの漏水 パッキン劣化 ポンプの交換をお願い致します。
ポンプの物理的破損 ポンプの交換をお願い致します。
反応槽や内部配管からの漏水 パッキン劣化 販売店又は問合せ窓口までご連絡ください。
5 電源が入らない 内圧計非点灯 ブレーカーOFF ブレーカーをONにしてください。
メイン基板異常 販売店又は問合せ窓口までご連絡ください。
6 オゾン臭気がする 装置周辺からオゾン臭気発生 オゾン分解触媒ヒーターの劣化 ヒーターを交換してください。
オゾン分解触媒本体の劣化 オゾン分解触媒の交換をしてください。
 

コンプレッサー  

No カテゴリ 状況 原因 対処方法
1 異音 異音発生 経年劣化 コンプレッサーの寿命です。交換をお願い致します。
2 圧力 昇圧しない エア漏れ 継手やオートドレンからのエア漏れを確認してください。
経年劣化 コンプレッサーの寿命です。交換をお願い致します。
タンク内の結露水 圧縮空気タンク内に結露水がないことをご確認ください。
安定しない タンク内の結露水 圧縮空気タンク内に結露水がないことをご確認ください。
3 起動しない 原動機が作動しない 本体サーマルプロテクタが作動 過負荷になっています。原動機の固着をご確認ください。
 

PSA  

No カテゴリ 状況 原因 対処方法
1 異音 異音発生 経年劣化 コンプレッサーの寿命です。交換をお願い致します。
2 圧力 昇圧しない フィルタの閉塞 エアライン(吸気フィルタ、インラインフィルタ、ドライフィルタ、エアドライヤ)に閉塞がないことをご確認ください。
コンプレッサー劣化 コンプレッサーの寿命です。交換をお願い致します。
エア漏れ 継手等からのエア漏れがないか確認をお願い致します。
安定しない 電磁弁不良 吸着筒の電磁弁が劣化し正常に切り替わらない為圧力の変動が大きくなる、吸着筒内ゼオライトの交換が必要
レギュレータの劣化 レギュレータの点検をお願い致します。
3 警報ランプ表示 警報ランプが点灯 立ち上げ時に圧力が上昇しない
又は 規定値まで圧力が低下
吸気フィルタ、インラインフィルタ、ドライフィルタ、ドライヤに閉塞がないことをご確認ください。 閉塞ない場合はコンプレッサーの寿命が考えられます。交換をお願い致します。
4 起動しない スイッチがすぐに切れる コンプレッサーの固着 コンプレッサーの状況確認をお願い致します。