水処理装置

東洋バルヴコラム - TOYO VALVE Column

レジオネラ属菌の恐怖

2022.01.28

新年明けましておめでとうございます。
弊社ホームページ『東洋バルヴコラム』をご覧頂き有難うございます。
本年も宜しくお願い申し上げます。

 

さて、今回のコラムでは、非常に怖い感染症のひとつである、レジオネラ属菌とピュアキレイザーにおける細菌の除菌・分解効果について記載します。

 

~レジオネラ属菌とは~

レジオネラ属菌とは、自然界(河川、湖水、温泉や土壌など)に生息している細菌で、感染するとレジオネラ症を引き起こします。自然界に生息しているため、誰でも感染する可能性があるということです。特に、お風呂(浴場)、プール、冷却塔、配管等々で発症、感染するケースが見られます。

 
 

レジオネラ症の症状は重症の肺炎(レジオネラ肺炎)にかかったり、熱が上がったり、重篤な場合は、死亡例も報告されている恐ろしい感染症なのです。感染経路はレジオネラ属菌に汚染されたエアロゾル(細かい霧やしぶき)の吸入などによって、感染し発症します。

 
 

レジオネラ症は、感染症第四類に指定されており、1999年(平成11年)の感染症法の施行に伴って、全てのレジオネラ症感染者は都道府県に報告です。

 

図1は、2011年からのレジオネラ症の診断年月別報告数となっています。
この表から、近年の検査法の開発・普及に伴い、報告件数は増加傾向にあることがわかります。
特に夏季は旅行やレジャーに出かける頻度も多く、自然界に触れる機会が増加する為、感染者が多くなると考えられます。

 
参考文献:NIID国立感染症研究所レジオネラ症の届出状況より引用
 

~ピュアキレイザーにおけるレジオネラ属菌分解処理効果~

ピュアキレイザーは、「オゾン」、「紫外線」、「光触媒」の三位一体構造による促進酸化処理(AOP)により、除菌・浄化・有機物分解を行います。促進酸化処理は、オゾン単独作用の5倍~6倍の速さで有機物の分解を行います。

ピュアキレイザーのオゾン発生メカニズムは、空気、電気を原料としており、薬品を使用しません。昨今、取り組みが盛んとなっているSDGsによる、持続可能な開発目標の一環として、水資源のリサイクルを可能とし、環境負荷に対応する製品です。

下記表はピュアキレイザーによるレジオネラ属菌、一般細菌の除菌効果事例となります。ピュアキレイザーの促進酸化処理で除菌・浄化処理することで、レジオネラ属菌並びに一般細菌を不活化させることができます。除菌数値が減少していくことが分かります。

 
レジオネラ属菌、一般細菌の除菌効果事例
 

~まとめ~

レジオネラ属菌はどこにでも潜む菌であり、その対応としては、こまめな換水、清掃、薬品の投薬などが挙げられます。
このレジオネラ属菌の対策として、必要以上に清掃を行っている、または過剰な薬品投入をしている場合は、弊社までお問い合わせください。

参考文献:https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_00393.htmlより引用

 

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